3月26日(木)のニュース

台風19号の災害対応検証 対策を取りまとめ

去年10月、県内に甚大な被害をもたらした台風19号、県は対応にあたった101の関係機関へのアンケートをもとに、今後の災害対策を取りまとめました。

報告書には災害発生の初期段階に被害状況の収集が困難だったことを踏まえ、SNS上から有用な情報を抽出するシステムの導入や、各市町村の現場状況をスムーズに収集する「情報連絡員」の育成など41の対策が盛り込まれています。県は、対策について来年度中にも実施していく方針です。

大野知事が今週末の外出自粛要請

県内では、26日川口市や戸田市などで保育園児を含め新たに7人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。大野知事は、感染拡大を防止するため、県民に対し、今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。

大野知事は「県内で急激に感染者が発生する前に、対処することが必要」として今週末の不要不急の外出を控えるよう要請することを決定しました。

今回の呼びかけは東京都の小池知事が、昨夜、不要不急の外出自粛を要請したことを受けたものです。また、25日県の専門家会議が、子ども達の感染が少ないことなどから「春休み明けの再開が妥当」としたことで、会議は、感染予防対策を万全に講じたうえで、春休み明けの新学期に、県立学校を再開させる準備を進めることも決めました。再開の決定は4月上旬をめどに判断するとしています。

一方、東京、埼玉など首都圏1都4県の知事が26日夜、テレビ会議を開き、不要不急の外出の自粛などについて住民や企業に協力を求める共同メッセージを発表することで合意しました。

小池都知事は「1都4県が揃って外出自粛を呼びかけることはこの重大局面を乗り越えるのにぜひ必要」と述べ、大野知事は「東京と埼玉の間には頻繁に人が往来し、東京の状況と無関係とは言えない。みんなで連携してオーバーシュートやロックダウンに至らないような状況に向かうために、共同で協力を求めていくのは大変意義がある」と述べました。

内容は、住民や企業に対して、人混みへの不要不急の外出の自粛のほか「換気の悪い密閉空間」や「多くの人の密集」「近距離での会話」といった条件が重なる場所を避ける行動、テレワークの実施などについて協力を求めるものです。共同メッセージは、都や県のホームページなどで周知を図るほか、東京都を通じて安倍総理大臣にも直接、手渡されます。

週末の自粛要請 県民は

神奈川県や千葉県の知事も、今週末の不要不急の外出を控えるよう県民に呼びかけました。首都圏の知事が足並みをそろえた外出自粛要請は、大きな影響を与えることになります。

県民からは「感染を防ぐには仕方がない」「外に出てはだめということなので、友達と遊べなくなりさみしい」「経済活動をどう進めるのか。埼玉と東京が協力して対策を練って欲しい」「東京に通勤しているので困る」など、さまざまな声があがっていました。

新型コロナ 中小企業経営者から悲痛の声

新型コロナウイルスの感染拡大は、県内の中小企業にとって大きな打撃です。経営が息詰まれば、従業員を守ることもできなくなり、悲痛の声があがります。

八潮市中央の「卓球家840八潮店」は、卓球教室の開催や卓球用品を販売しています。

新型コロナウイルスの影響で多くの施設が休館となり、卓球をできる場所が減少していることを受け、卓球用品の売り上げなどに大きな影響が出ています。代表取締役を務める正海三弘さんは「卓球用品の売上げは7割減、卓球場もだいぶお客が減り、2割減少している」と窮状を訴えます。

さらに売り上げが減少しても、従業員やコーチ陣などに、給料は支給しなければなりません。正海さんは「雇用保険の規定に入らないようなパートもいるので、救済策があると助かる」と話します。

お年寄りや子どもが多く利用する卓球場は窓を開けて換気し、人との距離が近いダブルスの試合や練習を行わないようにしています。また卓球台や1つ1つのピンポン球を消毒液で拭くなど、新型コロナウイルスの対策を徹底しています。

正海さんは、今後の状況によっては休業も考えていますが「シニアの方の運動する場所がなく、楽しみにしている人もいる。子どもも多くいるし、5月には全国予選がある。融資を使うなどして練習場所は、維持していきたい」と話していました。楽しめるようにしたい」と話します。

EQUiA PREMIE和光オープン

東武東上線の和光市駅に駅直結の複合商業施設「EQUiAPREMIE和光」が26日、グランドオープンしました。

「EQUiAPREMIE和光」は飲食店などの店舗に加え、ホテル、駐車場も備えた複合商業施設で、駅の利用者や地域住民が「普段使い」でき、より快適に、暮らしをバージョンアップしてもらうことをコンセプトに作られました。1階から3階は商業フロアで、1階には、カフェや日用品雑貨を中心に毎日の暮らしに役立つ店舗を、2階はカジュアルウェア販売の「ユニクロ」、3階にはお酒も楽しめるイタリアンやお寿司や焼き肉などの飲食店、それに、眼科・歯科といったクリニックが入ります。

また6月11日には、4階から7階に「和光市東武ホテル」がオープンする予定で、ビジネスや観光の拠点として、駅周辺のにぎわい作りにつながることが期待されています。

元同僚女性を殺害しようとした疑い 36歳の男逮捕

狭山市で、元同僚の女性の自宅に押し入り首を絞めたとして、36歳の自称会社員の男が25日夜、県警に殺人未遂などの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、東京都荒川区の自称会社員、関口裕介容疑者(36)です。警察の調べによりますと、関口容疑者は25日午後5時半ごろ、元同僚の28歳の女性が住む狭山市内のアパートの部屋に窓ガラスを割って侵入し、女性の首を絞めて殺害しようとした疑いが持たれています。女性は抵抗して外に逃げ、けがはありませんでした。近くに住む人が警察に通報し、関口容疑者は現場近くの交番に出頭して逮捕されました。

関口容疑者は、女性と数年前に同じ家電量販店で働いていて、警察の調べに対し「部屋に侵入したが、殺すつもりはなかった」などと供述しているということです。