12月3日(火)のニュース

秩父夜祭最終日 クライマックスの曳き上げへ

「日本三大曳山まつり」のひとつで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている「秩父夜祭」の大祭が3日行われていて、豪華な山車やお囃子が観客たちを魅了しています。

350年以上の歴史があり、京都の祇園祭や飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山まつり」のひとつとされる「秩父夜祭」。夜を迎えると、提灯が灯った煌びやかな6基の山車が秩父屋台囃子に合わせて市内を曳き回されました。

曳き回しの見所の一つが、「ギリ廻し」です。てこの原理を使って持ち上げられた大きな山車が方向転換する際、きしみ音をあげながら向きを変えます。

そしていよいよ、最大の見せ場となる「御旅所」前にある傾斜25度の急坂、「団子坂」の曳き上げです。曳き手たちによる威勢の良いかけ声とともに重さ20トンほどの山車が力強く引き上げられると、観客から大きな拍手と歓声が上がりました。

訪れた人たちは、お囃子の音色が響き渡る「御旅所」で冬の夜空に打ち上げられた大輪の花火とともに豪華絢爛な山車の提灯の灯りに包まれた幻想的な空間に見入っていました。

戸田市 東京五輪 豪州カヌーチームのキャンプ地に

来年の東京オリンピックに出場するオーストラリアのカヌーチームが戸田市内の戸田ボートコースで事前トレーニングキャンプを行うことが決まり、3日、覚書を締結しました。

締結式には、オーストラリアカヌーチーム「パドルオーストラリア」のナショナルパフォーマンスディレクターショーン・スティーブンス氏と戸田市の菅原文仁市長が出席しました。

「パドルオーストラリア」は、来年7月末に戸田ボートコースで事前トレーニングキャンプを行う予定です。

令和初年の世相反映“変わり雛”

毎年恒例の「変わり雛」がことしも完成しました。時代を人形で記録し後世に残すこの取り組み、令和初のことしは明るい話題で日本を元気にしたいと5つの題材が選ばれました。

さいたま市岩槻区の人形の東玉ではその年に起きた印象に残るできごとをモチーフにした雛人形=「変わり雛」を毎年、製作しています。3日は、完成した人形が一足早く、報道陣にお披露目されました。ことしの1位に選ばれたのは「新元号令和即位雛」。

ことし5月に新たな時代を迎えた日本、10月に行われた即位礼正殿の儀の天皇皇后両陛下のお姿を雛人形で再現しました。高御座を模した台の上には、黄櫨染御袍に身を包んだ天皇陛下と、十二単姿の皇后陛下が穏やかな表情で並んでいます。

ことしで40回目を迎えた東玉の「変わり雛」。これまでは、テーマを一般公募で決めていましたが、ことしは台風や大雨など自然災害が相次いだことから、「変わり雛で世の中を元気にしたい」と明るい話題に絞っての製作を決めたということです。「令和元年東玉変わり雛」は、4日から来年5月5日までさいたま市岩槻区の東玉総本店3階で展示されます。

松坂投手が14年ぶりにライオンズ復帰

甲子園を沸かせた「平成の怪物」が14年ぶりに復帰します。プロ野球埼玉西武ライオンズは3日、中日を退団した松坂大輔投手と契約に合意したと発表しました。

松坂投手は1998年のドラフト会議で、3球団競合の末、ドラフト1位で西武に入団、1年目に16勝を挙げ新人王に輝き、2007年にアメリカ・大リーグに移籍するまでエースとして活躍しました。2015年にソフトバンクで日本球界に復帰、去年からプレーした中日に来季の契約を打診されていましたが新たな環境を求め退団しました。

松坂投手は、球団を通じ「プロ野球選手としてのスタートであり育ててもらった所沢、そしてライオンズファンの皆さんの前で再び野球ができることをとても楽しみにしています」とコメントしています。

県民総ぐるみで特殊詐欺撲滅へ

県民総ぐるみで特殊詐欺撲滅を目指します。警察や行政、関係機関が一堂に会し、今後の連携について話し合う合同会議がさいたま市内で開かれました。

会議には、県や県警の担当者や関係機関53団体が出席しました。はじめに、県警生活安全部の佐伯保忠部長が県内の被害状況や最近の手口を説明し、「官民一体となった取り組みがさらに浸透することを期待している」と話しました。

ことし1月から10月末までに県内で認知された特殊詐欺の被害件数は、前の年の同じ時期に比べ96件少ない1021件で、ここ数年、増加の一途をたどっていた特殊詐欺の被害を抑えています。

なかでも、去年と比べ、被害件数が大幅に減少したのは、草加市です。去年1年間に市内で確認された特殊詐欺の被害件数は県内でも最悪レベルの95件でしたが、ことしは、10月末までに被害件数が34件にとどまり、大幅に減少しています。草加市の担当者は、「草加警察署と行った笑いを交えた被害防止講座や、防犯グッズ『あんしんみーちゃん』を活用してもらったことが防犯意識の向上につながったと思う」と話し、市民総ぐるみで取り組んだ対策を紹介していました。

交通安全教室 スケアード・ストレイト

プロのスタントマンが交通事故を再現し、事故の恐ろしさを伝えます。川口市の中学校では交通安全教室「スケアード・ストレイト」が開かれました。

川口市では、市内の中学校で毎年「スケアード・ストレイト」を実施しています。はじめに、担当者が時速40キロで走る乗用車が自転車に衝突したときの衝撃について説明し、交通事故の恐ろしさを生徒たちに伝えます。

また、自転車の「ながら運転」や傘を差しての運転など、マナー違反の危険性を、スタントマンの再現で伝えていきました。最後に、生徒会長の加藤ゆらさんが安全宣言を行い、交通安全への意識を高めていました。

SAグルメグランプリ 地元食材使ったメニュー考案

NEXCO東日本管内のサービスエリアのレストランがオリジナルメニューを競い合う「みちオシグルメグランプリ」。3日、埼玉ブロックの予選会が開かれ、自慢のメニューが披露されました。

ことしのコンテストのテーマは「地元食材を使った”みちオシ”メニュー」。ご当地食材を使ったいち押しメニューを県内のサービスエリアにあるレストラン5店舗のスタッフが考案しました。審査員は、大食いグルメアイドルのもえのあずきさんや、テレ玉の平川沙英アナウンサーら8人です。

シェフたちは制限時間内に、レシピのポイントなどをPRしながらメニューを完成させます。こちらは、関越道下り線の上里サービスエリアの「上里山の恵み膳」(1500円税込み)。赤城鶏を秩父名物「秩父おなめ」に漬け込み、県産のキノコをふんだんに使うなど山里の豊かな素材を活かしたメニューです。

審査は、味や見た目に加え、地元の食材を効果的に取り入れているかがポイントです。審査の結果、最優秀賞は関越道高坂サービスエリア下り線のメニュー「SAITAMA5」。県産の「香り豚」を柔らかく煮込み、甘みを引き出した点などが評価されました。最優秀賞に輝いたメニューは来年3月に開かれる決勝大会に出場します。3日出品された5つのメニューは4日から各サービスエリアのレストランで味わえるということです。

秩父夜祭

「日本三大曳山まつり」のひとつで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている「秩父夜祭」の大祭が3日行われていて、多くの人たちで賑わっています。

「秩父夜祭」は300年以上の歴史があり、京都の祇園祭や飛騨の高山祭とともに、「日本三大曳山まつり」のひとつに数えられています。「大祭」の3日は、午前9時ごろから豪華絢爛な笠鉾と屋台、合わせて6基の山車が、お囃子の音色とともに街中を曳き回されました。

山車は、このあと午後7時ごろから、武甲山の男の神様と秩父神社の女の神様が出会う場所とされる「御旅所」へと向かい、大輪の花火が打ち上げられるなか、傾斜25度の「団子坂」を駆け上がり、祭りの最大の見せ場が始まります。

高齢者雇用 取り組み進める企業が前年より増加

高齢者が、年齢に関わりなく働き続けることができる「生涯現役社会」の実現に向け、取り組みを進めている県内企業が、1年前の調査よりも増加したことが分かりました。

これは、65歳までの安定した雇用確保のため、企業に「定年制の廃止」や「定年の引き上げ」、「継続雇用制度の導入」のいずれかを義務づけた法律に基づき、埼玉労働局が従業員31人以上の県内企業5455社のことし6月1日時点の状況をまとめたものです。それによりますと、66歳以上が働ける制度のある企業は前の年に比べ262社増えて1870社、70歳以上が働ける制度のある企業は263社増加し1772社となりました。

また、定年制を廃止した企業は153社で報告のあったすべての企業に占める割合は全体の2.8%となっています。埼玉労働局は雇用確保措置を実施していない企業に対し、ハローワークによる計画的、重点的な個別指導を行う方針です。

嵐山町の金泉寺 「大イチョウ」が色づきはじめる

毎年、梅雨の時期には色鮮やかなあじさいが彩り、「あじさい寺」として親しまれている嵐山町の金泉寺。晩秋から冬のはじめにかけては、境内にそびえる大イチョウが美しく色づきます。

町を見下ろす1本のイチョウの大木。嵐山町越畑にある金泉寺では、町指定の天然記念物にも指定されている樹齢およそ400年のイチョウが、11月下旬から少しずつ色づき、境内を鮮やかに彩りはじめています。こちらのイチョウは、形が特徴的です。高さおよそ30メートルほどの木は、龍がぐるぐると渦を巻き、天に登ってくような形に剪定されています。

金泉寺によりますと、ことしは気温差の激しい日が続いたため、例年よりも一週間ほど色づきが遅かったということです。また、12月中旬までは、毎日午後5時半から午後9時までイチョウのライトアップも行われる予定です。