9月12日(木)のニュース

上尾市 別の道路工事でも不自然な契約

元上尾市長の私有地にあるフェンスの修繕工事を巡り、「百条委員会」を設置した上尾市議会。12日、別の道路工事に関連する付帯工事の契約についてあらたな疑惑が浮上しました。

上尾市は、2016年度の市内の道路工事に関連する付帯工事について、担当課で決裁できる不自然な随意契約をしていたことが明らかになりました。

発注先は、またも小林守利前議長の長男が経営する会社でした。市の関係者によりますと、小林前議長の長男が経営する会社は、一般競争入札を経て市と1317万6000円で契約を結び、2016年6月から10月まで上尾市浅間台の道路の舗装排水工事を行いました。その後、担当課で決裁できる100万円以下となる99万3600円の随意契約2件を結び、おととし1月と2月に側溝蓋393枚の撤去を含む道路摺付工事とマンホール交換を含む道路修繕工事を行いました。この2件の随意契約について側溝蓋の撤去やマンホールの交換はあらかじめ予測ができ、当初の舗装排水工事の契約に入れるべきだったのではないかなど指摘があがっています。

これについて、道路課は「工事に妥当性はあった」とした一方で「契約の仕方は、不適切だった。設計の変更をして、本体工事の契約を変更すべきだった」とコメントしました。

また、12日の一般質問でこの件について質した上尾政策フォーラムの井上茂議員はテレ玉の取材に対し「随意契約を結ぶことで二重請求がしやすくなるなど何らかのメリットがあったのではないか」と指摘しました。

上尾市では、過去5年間に道路課で行われた随意契約の工事4000件について不適切な点がなかったか調査するとともにガイドラインの策定も検討するということです。

県ラグビー協会 使途不明金問題 中間報告書

県ラグビーフットボール協会で、およそ900万円の使途不明金が見つかった問題で、協会側が、8月末、第三者委員会からの中間報告書を受理し、改善策などをまとめたことを発表しました。

中間報告書によりますと、去年9月、関東ラグビーフットボール協会から前の年に、熊谷ラグビー場で行われたトップリーグのチケット販売代金の支払いの督促があり、不払いが発覚しました。

調査を進めた結果、協会の収支と預金口座の残高が一致せず、使途不明金902万円が確認されました。

使途不明金の発生や業務上横領に関わったのは、当時、協会の事務や経理を担当していた51歳の女性パート職員ということが分かリました。

女性パート職員は、ことし1月に依願退職していて、その後、協会との面談で自身の行為を認め、弁済の意思を示す念書に署名したということです。

協会は、8月28日、この女性パート職員を業務上横領の疑いで熊谷警察署に告訴していて、今後は示談を目指す方針です。

また、第三者委員会の中間報告を受け、協会は、「会計処理規定」の制定や顧問弁護士制度の導入など、内部管理体制の強化に取り組むとしています。

県ラグビー協会増田伸二理事長は、「起きたことは反省して、事務局内のチェック体制を強化していく」と話しました。

さいたま市来年度予算編成方針 財源不足181億円 

さいたま市は来年度の予算編成方針を発表しました。財源不足は、181億円と見込まれています。市の財政課の試算によりますと、歳入は、今年度の当初予算と比べほぼ横ばいで5487億円となる見込みです。

一方、歳出は保育園の運営費や、自立支援給付などの障害福祉サービス関連の経費が、増え続けている影響で、5668億円となり、財源不足の額は181億円となる見通しです。

市は今後、事業の費用対効果を検証する他、ICTの活用で経費を節減したり、緊急性を考慮したうえで優先順位をつけたりして、予算を編成する方針です。

真夏日の暑さも カラッとした一日に

12日の県内は、高気圧に覆われ、熊谷で、31.1度など、8つの観測地点の内、3地点で真夏日となったものの、昨日に比べて湿度が大幅に下がったため、カラッとした暑さの一日となりました。

12日の県内は、北からの高気圧に覆われ、朝から青空の見える一日となりました。

最高気温も午後5時現在、熊谷で、31.1度、鳩山と寄居で30.9度など、30度を超える真夏日となりました。

しかし、12日は、午後2時の熊谷の湿度が49%など、昨日に比べて日中の湿度が大幅に下がりました。

このため、昨日までの蒸し暑さから一転し、カラッとした暑さの一日となりました。熊谷地方気象台によりますと、この後の県内は、湿った空気の影響により明日にかけて曇りとなる見込みです。

「秋の全国交通安全運動」に先立ち 交通安全出発式

9月21日から始まる「秋の全国交通安全運動」を前に、さいたま市では交通安全出発式が行われました。

出発式では、はじめに、さいたま市の清水勇人市長が「交通事故にあわない、起こさないまちづくりを進め、市民が安心して暮らせるさいたま市の実現を目指していきたい」とあいさつしました。

続いて、今回、浦和警察署の一日署長に任命されたタレントの上原りささんが交通安全宣言を行いました。

このあと行われたパレードには、地元・浦和幼稚園の園児らおよそ250人が参加し、オープンカーに乗った上原さんとともに街の人たちに交通安全を呼びかけていました。

また、浦和駅前では街頭キャンペーンも行われ、夕暮れ時や夜間の事故防止に向け、上原さんが「反射材」のついたキーホルダーなどの啓発品を手渡し、交通ルールを守るよう声をかけていました。

秋の全国交通安全運動は9月21日から30日まで行われ、県は、「交差点での自転車の交通事故防止」を重点目標に掲げています。

ラグビーW杯 ロシア代表がさいたま市を訪問

9月20日開幕するラグビーワールドカップ2019。12日、ロシア代表がさいたま市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語りました。

ラグビーワールドカップ、2大会ぶり2度目の出場となるロシア代表は、さいたま市をキャンプ地にしています。

12日は、開幕を前にウラジミール・パドレーゾフ選手をはじめ、コーチやスタッフ5人が清水市長を訪ね、清水市長に、ウォッカやユニフォームを贈りました。

これに対し、清水市長からラグビーボール型の木目込み人形と、造花の盆栽がプレゼントされました。

ウラジミール・パドレーゾフ選手は、「きれいで美しいまちに来られてとても嬉しいです」とさいたま市の印象を語ると、清水市長は「キャンプ地としてロシア代表チームを受け入れられることを誇りに思います。大会での活躍を期待しています」とエールを送りました。

ラグビーワールドカップの開幕戦となる日本対ロシアの一戦は、東京スタジアムで9月20日夜7時45分から行われます。

県内企業 およそ8割が地域貢献/埼玉県

県内企業のおよそ8割が地域貢献への取り組みを行っていることが埼玉りそな産業経済振興財団の調べで分かりました。

調査は、県内企業946社を対象に行われ、回答率は23.9%でした。それによりますと地域貢献への取り組みを「行っている」とした企業が78.2%、「行っていない」は21.8%で8割近くの企業が「行っている」と回答し地域貢献への取り組みが定着していることが分かります。

取り組んでいる内容についてはお祭り・イベント・清掃をはじめ「地域活動への参加」が最も多く、「地元での採用」「寄付・物品提供」などと続いています。取り組みを行った結果としては、「地域との関わりが増えた連帯感が向上した」「企業イメージが向上」「従業員の地域への関心が高まった」などを挙げる企業が多くなっています。