4月16日(火)のニュース

県内初の公立夜間中学校で入学式

今月、川口市に開校した県内初となる公立の夜間中学で、16日夜、入学式が開かれました。

全国で33校目の夜間中学として開校した川口市立芝西中学校陽春分校。生徒は10代から80代の幅広い年齢、多くの国籍の合わせて77人が1期生として入学しました。

杉田明校長は、「住んでいる地域や国籍、年齢などの垣根を越えて集まったみなさんの、学びたいという心に花を咲かせられるようサポートしていきたい」とあいさつしました。そして、生徒を代表してナベダ・セバスチャンさんが「中学校で十分に勉強ができず、もう一度勉強がしたいという思いで入学しました。夢に向かって頑張る姿を、温かく見守って下さい」と意気込みました。

入学前の面接によって生徒たちそれぞれに3年間のカリキュラムが組まれていて、陽春分校の専任の教諭が指導にあたります。現在は去年3月に閉校した県陽高校の跡地を使っていますが、市では、全国で初となる夜間中学専用の校舎を2021年4月の完成を目指し建設を進めています。

難病・ALSの患者に市職員が不適切な発言

吉川市の職員から人権を侵害する発言を受けたとして、進行性の難病・ALSの患者で、吉川市に住む男性と弁護士が会見を開き謝罪や職員教育の見直しなどを求め、抗議声明を発表しました。

男性は、コミュニケーションを取る際に文字盤を使って動かした視線などからヘルパーが文字を読み取る方法をとります。今月12日に自宅を訪れた市の職員からの質問に男性が文字盤で回答していたところ、職員が「時間稼ぎですか」などと非難・揶揄した発言をしたということです。

畠山上尾市長 全員協議会開催を再度要請

上尾市の新年度の一般会計当初予算を巡り、議会と執行部のあり方を議論したいと、畠山稔市長が求めていた全員協議会の開催が、いまだに実現できていないことを受け、市長は、16日開かれた臨時市議会で、議会側に、再度、開催の要請をしました。

16日の臨時市議会は、市が提出した9億3000万円余りの補正予算案について審議が行われ、賛成多数で可決されました。この中には、議会側の指摘を受け、移転が凍結した市立図書館が老朽化のため、地震などの際にガラスブロックの落下が懸念されることから、柵や網状のフェンスを設置するための費用、およそ860万円が計上されています。

一方で、畠山市長は新年度予算を巡り、小林守利議長から、「政治は駆け引き。お土産をあげ、お土産を渡す。それが政治」などの指摘を受け、議会と執行部のあり方を議論したいと、全員協議会の開催を4月27日の臨時議会で求めていました。しかし、いまだに、議会側から、返答がないことから、16日改めて、全員協議会の開催を要請しました。

富山市長は「風土や数で、市は議案が出せない状態になっている。そこはしっかりと変えていかないとと思う。やはり、全員協議会で、互いに理解し合うことが大事」と述べました。

毛呂山町長選に町議選告示

統一地方選挙の後半戦、毛呂山町の町長選挙と伊奈町や三芳町など、12の町議会議員選挙が、16日告示されました。

毛呂山町長選挙に立候補したのは届け出順に、元県職員で、新人の下田俊哉さん(65)と、現職で3期目を目指す井上健次さん(60)のいずれも無所属の2人で、現職と新人の一騎打ちとなりました。統一地方選挙の後半戦は、14日告示された市長選と市議選と同じ、4月21日に投票が行われ、即日開票されます。

フィンランド駐日大使 知事を表敬訪問

今年、日本と外交関係樹立100周年を迎えたフィンランドの駐日大使が上田知事を訪問し、産業や経済などの分野で、県と親交を深めるための意見を交わしました。

上田知事を訪ねたのは、フィンランドのペッカ・オルパナ駐日大使です。上田知事は、埼玉県は、様々な産業がさかんなうえ、江戸の町並みを残す川越や盆栽博物館など、魅力的な場所が数多くあると紹介し、「今度、ぜひ、案内させていただきます」と伝えました。

これに対し、オルパナ大使は、「埼玉には、興味深い場所がたくさんあることを教えていただいた。是非、訪れてみたい」と応えました。

また、オルパナ大使は、技術や研究開発などで、県とフィンランドは、似た強みを持っているという見解を示しました。そのうえで、「健康ソリューションやエネルギーシステムなどの分野で、埼玉とフィンランドの企業の接点はあったが、これをさらに広げていくことが、私たちの共通の仕事」と強調し、企業のマッチングなどに向け、意欲的な姿勢を見せていました。

日本サッカー協会会長 田嶋幸三さんが講演

浦和南高校出身で、日本サッカー協会の会長を務める田嶋幸三さんが、さいたま新都心の合同庁舎で講演を行いました。

16日の講演は、関東財務局主催の「さいたま活性化サロン」の一環で行われ、県内の企業経営者などが参加しました。

講演のテーマは「夢があるから強くなる」田嶋さんは去年、日本中を沸かせたロシアワールドカップ日本代表やなでしこジャパンの活躍を振り返り、世界のトップレベルで戦うため「追及し続けることの大切さ」を強調しました。また、田嶋さんは「新しいことも大事だが、基本を徹底し続けることが大事。それが成功につながる」と述べ、「夢や目標を追及するからこそ行動することができ、叶えることができる」と自身がサッカーを通じて学んだことを伝えていました。

駿河台大 若林康太選手壮行会

4月21日から、カタール・ドーハで開かれるアジア陸上競技選手権大会に、400メートルリレーの日本代表として出場する、駿河台大学4年の若林康太選手の壮行会が開かれました。

16日の壮行会には、教職員や陸上競技部員など、およそ250人が出席しました。

駿河台大学の大森一宏学長が「国際的に活躍する機会で、さらなる飛躍に向けて、頑張ってください」と激励しました。これを受けて、若林選手は「日本代表として出る初めての大会。人や環境に恵まれた感謝を忘れずに、頑張りますので応援よろしくお願いします」と大舞台での健闘を誓いました。

また、自身も400メートルリレーの日本代表として、アジア陸上選手権大会に出場経験のある陸上競技部の邑木隆二監督は「出場することで、さらに力を付けて、東京オリンピック出場権を獲得できるよう頑張ってほしい」と期待を込めました。

若林選手は、17日夜にドーハに向けて出発し、大会3日目に行われる400メートルリレー出場に備えます。

追跡中のパトカーと大型トラックが衝突事故

16日朝、久喜市の交差点で、県警のパトカーと中型トラックが衝突する事故がありました。パトカーは、信号無視をした車を追跡している途中でした。

16日午前6時45分ごろ、久喜市江面の交差点で、久喜警察署のパトカーが、信号無視をした車をサイレンを鳴らし、緊急走行しながら追跡していたところ、右から直進してきた中型トラックと衝突しました。

警察の調べによりますと、この事故で、パトカーの前方が大破しましたが、トラックを運転していた20代の男性と、パトカーを運転していた20代の男性巡査、それに、パトカーの助手席に座っていた30代の男性巡査部長にけがはありませんでした。パトカーが追跡していた車は、そのまま逃走したということです。

現場は、通行量の多い交差点で、警察は事故の原因を詳しく調べています。

狭山新茶の摘み取り始まる

狭山茶の産地、入間市で16日から、露地物の新茶の摘み取りが始まりました。

入間市下藤沢の茶園「平塚園」では、寒さに強く、収穫量が多い「狭山かおり」と、色鮮やかでうまみが強い「まりし」を交配した茶葉を育てていて、露地物としては、県内で最も早く摘み取りが始まります。

およそ2000平方メートルの茶畑では、近くに住む主婦などおよそ30人が、酸化しないよう新芽をつぶさずに摘み取っていきます。作業は、16日から5日ほど掛けて行われ、収穫量は、およそ800キロになるということです。

摘み取られた新茶は、蒸しや乾燥の工程を経て、4月末頃から店頭に並びます。